アスリート紹介「中央大学自転車競技部卒業生① 今村選手」
PROFIT愛用チーム「中央大学自転車競技部」。
引退後にプロとして活躍している卒業生の、大学時代と現在の夢を紹介します。
父に憧れて進んだ自転車の道
プロ自転車ロード選手
今村駿介
福岡県で、競輪選手の父のもとに生まれた今村駿介は高校生から自転車競技をはじめ2015年の高校3年生の時に世界チャンピオンの証であるアルカンシェルに袖を通した。
そして今、パリ五輪を目標に、プロの自転車ロード選手として歩んでいる。
中央大学に入学したのは2016年
卒業を控えた2019年、PROFITは中央大学自転車競技部のサポートを開始した。
まさにその年、今村を中心に中央大学自転車競技部は初の大学日本一に輝くこととなった。
大学生日本一を決める大会は文部科学大臣杯全日本大学対抗選手権大会、通称インカレと呼ばれ各種目の合計点でその年の大学日本一が決まる。
彼は4年間で最も記憶に残る試合として日本一となった年のインカレ4km団体追抜を挙げる。この種目は1チーム4人で4kmを走る。最も空気抵抗を受ける先頭を交代しながら60km/h以上のスピードを維持するのだ。
ナショナルチームメンバーとしても活躍していた彼は直前まで国際大会に出場しておりチームに合流できたのは4km団体追抜決勝の前夜だった。
予選は今村を欠きながらも決勝に駒を進め、決勝はメンバーを入れ替えて今村を含めて走ることとなった。
(この時予選を走り、決勝は抜けたのが先日卒業生紹介記事の馬越だった)
今村の力走もあり、4km団体追抜でも優勝し彼は雄叫びをあげた。
この年中央大学自転車競技部は短・中距離9種目中5種目を制する結果を残した。
そんな彼も自転車を降りれば普通の大学生だった。
4年間の思い出を聞くと「寮の近くの中華料理屋に部員と通ったこと」と答えてくれた。
大学卒業後、すぐにプロチームに所属し2020年にはアワーレコード日本記録樹立達成した。
今彼が目指すのはパリ五輪のオムニアムでのメダル獲得。
中央大学自転車競技部を始め、PROFITはアスリートを応援しています。